FADO #1
愛する Lisboa(リスボン)にもしばらく行ってない。久しぶりに本場ナマの FADO を聴きに行きたい。日本に於いては、FADO なる音楽は、首都リスボンでは女性歌手が主流の音楽で暗く悲しく、中北部都市のコインブラのファドは男性歌手が主流で明るく楽しい音楽だ…などと書いてある浅薄記事をたまに見つけるが、これは見聞不足な大きな誤解であり決して真実ではない。2011年に、ユネスコの人類の無形文化遺産一覧表にも記載された音楽アートフォームである FADO …ここ最近の愛聴盤を2枚@写真左側はコンテンポラリーファドの名作、ギタリストの Ramon Maschio のアレンジとサポートが素晴らしい!! 写真右側は Fernando Girao という男性歌手のシブい好盤。FADO NEGRO(黒いファド)なるタイトルで、深い陰翳と奥行きのある作品で僕の就寝前の愛聴盤でもある。残念ながら現在廃盤で入手困難なようだ。
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