R.I.P / Harold Mabern
Rest in Peace…9月19日、巨匠ジャズピアニスト Harold Mabern氏が天寿を全うされ、霊山に旅立たれました。享年83歳。昨年夏、僕が New York 滞在中にハロルドさんが“SMOKE”という Jazz Club に出演されていた、その日は Lenny White(Ds) & Buster Williams(B)の公演にどうしても行きたかったので、ハロルドさんの演奏は聴きに行けなかった。彼の演奏をナマで聴いたのは、ずいぶん昔、確か1984年、僕が New York に初めて渡米した時“Bradley’s”というクラブで聴いたのが最初だった。その時の空気感と感激は今でも鮮明に覚えている。その時の【秘密録り】カセットテープは今でも大切に持っている。…往年の Wes Montgomery(Gt) や Lee Morgan(Tp)といった巨匠レジェンド達を支えた、バイプレイヤーの名人だった。 Jazz Pianist 生誕地の名門@メンフィスの出身で、長年に渡り New York メインストリームジャズシーンの旗手ピアニストだった。彼のアルバムは沢山持っているが、今夜は1984年のあの頃を回想しながら、この2枚を聴いてハロルド・メイバーンさんを弔いたいと思う。(左側CD)は、僕の一番好きな彼のピアノトリオ作品。(右側CD)は、日野皓正(Tp)さんの1970年の作品で、ハロルドさんがピアノを弾いている素晴らしいアルバムだ。心よりご冥福をお祈りします。
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