Raphael Rabello
出逢い …は常に自身の人生を大きく左右する。人との出逢い、師匠との出逢い、1冊の良書(本)との出逢い、美味い食べ物や酒との出逢い、素晴らしい景観景色との出逢い、そして素晴らしい音楽との出逢い…それらは正しく選別選択した場合のみ、自らの人生はより豊かになり、躍進することが(ある程度)確約される。縁(えにし)とは味わい深く、意義の深いことだと思う。僕はこの人のギター演奏に出会って、大きく音楽観が拡大した。多大なる影響を受けた。…その音楽家の名は、ラファエル・ラベーロ、ブラジル音楽の旗手であり、偉大なるギタリスト/作曲家だ。HIVに感染し、それを悲観しコカイン依存症になり、1995年に全身性感染症で33歳にして霊山に旅立った。ブラジル音楽全般に精通しまくっている天才音楽家〜ギタリストだったが、彼の専門はショーロだ。僕がブラジル音楽を研究していたさなか、「サンバカンシオンのルーツはやはり FADO音楽にある」という確信を持ち、FADOの研究の為、僕をポルトガル・リスボンまで飛ばせた因の根源は、ラファエルの音楽との出逢いが全ての始まりだった。そういう意味では、He Changed My Life …彼は僕の人生を変えた。例え肉体は滅びても、生命は永遠だ!!ラファエル・ラベーロの音楽と魂は、これからも僕の命の中で生き続ける。ありがとう!ラファエル!
この記事へのコメントはありません。