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ブラジル音楽

ブラジル音楽 … 若い頃からブラジル音楽には深い尊敬と憧憬を持ち続けてきた。その探究心や情熱は昔も今も変わらない。自分はブラジルには一度も行ったことがないのだが… 36時間の飛行機移動が体力的に絶えられるうち(たぶん59歳まで)に是非是非訪れてみたい — これはずっと持ち続けているささやかな夢だ。ブラジルの音楽家には敬意を表したい逸材は数多い。ここでは書き切れないくらいいらっしゃるし、CDも資料・文献も膨大な量を所持している。

今夜聴き入ってるのは、Maria Creuza という歌い手の若い頃の作品だ。ブラジル音楽も多種多様に分かれるが、あえて言うならば、この作品は MPB (Brazilian Pops) にカテゴライズされるらしいが、まぁそんなことはたいした問題ではない。僕はまず彼女の声が大好きだ。彼女のこのアルバムは、数多い彼女自身の作品の中でも最も僕が好きなアルバムなんだけれども、残念ながらCD再発はしていない。LP盤音源しかない。

ブラジル音楽を聴いていて、いつも考えること〜想い描くことがある。…ブラジル音楽の三大ルーツとは?なんだろう?ということ。…僕はポルトガルで音楽の勉強をしていた時に、自分なりの結論に悟達した。ブラジル音楽の三大要素は…  (1)ポルトガル成分  (2)アフリカ成分  (3)先住民インヂオ成分 –だと僕は感じている。ところが、僕が師事したファド音楽の師匠●●●先生は、ファド音楽が及ぼした→ブラジル音楽へのインフルエンスについてはほぼ否定なさった。– 僕はそれがショックで(そこに賛同できず)、その先生のお講義を受けることを、それ以来やめてしまった。笑〜 

しかし(少なくとも浅薄な僕以上に)専門博識のある先生のその見識… 実はまだ気にはなっている。まだまだ自分が解らないこと、知らないことばかりで、勉強したいことが沢山ある。自分の残り少ない人生、1日も早く真実を知りたい。ブラジル音楽への探求と憧憬はますます膨らむばかりだ。

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